いつの間にか素敵な笑顔

ただいま治療中

「20代女性、不正咬合分類アングル1級叢生、犬歯関係1級ALD:4ミリ未満なので非抜歯で治療可能と診断」

治療体験レポート

気になりだした歯並び
小学生の頃、通っていた歯医者さんから歯科矯正を勧められましたが、そのときはあまり気にしていなかったので、矯正治療はしませんでした。 しかし、見た目の悪さと、歯並びが悪いことで虫歯になりやすいことなどで、高校生のころから、少しずつ気になるようになりました。

初めて知った見えない矯正
歯並びが気にはなっていたものの、お金も時間もかかるし、何より治療中の見た目が・・・と思っていたので、初めは「矯正をしたい!」と思って通院したわけではありませんでした。
昨年秋、虫歯がひどくなり、しょうがなく「歯医者に行かなきゃ・・・」と重い腰を上げたのです。
どこの歯医者がいいのか、インターネットで探しました。迷った末、通いやすいようにと、たまたま決めたのが、職場の近くのみやの歯科でした。診療時間などを調べようとホームページを見ているうちに、「見えない矯正」というものがあることを知りました。やはり矯正というと、あの針金の器具の見た目がネックになっていたので、見た目が目立たないというのは、驚きであり、惹かれるものがありました。最新の方法でありながら、普通の矯正との費用の差もあまりないようでしたし、「これだったらやってみようかな」と思いました。メールを送り、後日、虫歯治療も兼ねて、お話をうかがいに行きました。

  • 何より、見た目が気にならないこと。
  • 時間がかかることなので、決断するなら早いほうがいいこと。
  • 気になっていたことだし、こういう機会も何かの巡り合わせなのかなと思ったこと。
  • 今回断念したら、あとで後悔すると思ったこと。
  • これらの理由で矯正治療を始めようと決断しました。

抜歯の苦労談
正直、矯正をしたいと思ったことはあったものの、矯正に関する知識は全くなく、 すぐに器具をはめて、矯正スタート!!と、なると思っていました・・・。 が、その考えは甘かったと痛感。 矯正するにあたり、抜歯をする必要があることを聞いたときは衝撃を受けました。 親知らずの抜歯と、必要があれば矯正する上でスペースを確保するための抜歯。 あとで調べたところ、私が知らなかっただけで、それは普通なことのようです。

私も親知らず4本と、健康な歯4本、計8本の抜歯が必要と言われましたが、乗り気じゃない私のために、先生が健康な歯は抜かない方法を考えてくださり、結局は親知らず4本を抜歯することになりました。

とはいえ、親知らず4本も抜くのは一大事です。 痛いのは苦手!と怖がっていたので、医大に入院して、全身麻酔で一度に4本抜く方法を薦められました。
  • 「寝ている間に終わるから痛くないよ~」
  • 「1本ずつ抜くより早く矯正治療に入れる」
  • 「親知らずが神経の近くに埋まっているから、医大のほうが安心」

と言われ、医大での抜歯を決断しました。

これが意外と大変で・・・。
  • 1.紹介状を持って医大へ行くと、診察と、ある程度の治療方針の説明を受ける
  • 2.手術同意書にサイン
  • 3.手術を受けるための検査(血液・レントゲンなど)
  • 4.入院、入院前検査(心電図、呼吸器、麻酔科など)、手術内容の説明と確認
  • 5.手術
  • 6.安静
  • 7.退院
  • 8.抜糸(2週間後)

1~3はご好意により、1日で済ませていただきました。 入院は2泊3日。金曜の午後に入院して、日曜に退院しました。 「歯を抜くだけ」という軽い気持ちでいましたが、全身麻酔なので、いろんな検査をクリアしなければいけなかったり、尿道に管を入れたり、大きな手術室で手術したり・・・思いのほか本格的で、とまどいもありました。

でも、寝ている間に終わっていたので、痛みは全くありません。 麻酔から覚めて、ほっぺたの腫れと、口の中の血の味がしばらく苦痛でしたが、夜にはおかゆなどの食事も摂れました。

わたしの場合、後遺症のような感じで、右の下唇からあごにかけて麻痺が残りました。 手術前に「神経と近いので、神経を傷つけたり、切ったりすると麻痺が残る可能性があります」という説明は受けていました。 ただ、「今回は神経に傷はつけていないから一時的なもの」ということで、2~3ヶ月でその症状はなくなりました。

1週間くらいは、液体・ゼリー状・ドロドロ状のものしか食べられませんが、これはそれほど苦痛ではありませんでした。ダイエットにもなったので・笑。 1本ずつ抜いていたら、入院の苦労はないとはいえ、これをあと3回経験しなければいけなかったのかなーと思うと、一気に抜いてよかったと思います。

思い返すと、一連の矯正治療の中で、この抜歯が一番苦痛で大変でした~。



インビザの印象
2週間ごとに新しいものへと交換していくことで、少しずつながらも歯が動いていることがわかり、うれしいです。 何よりも利点は、見た目では全くわからないこと。気づかれることもありません。 取り外しができるので、何でも食べられるし、歯磨き・洗浄も自分で出来るので清潔に保てます。
違和感や不便さも初めだけで、慣れてしまえば特に問題ありません。


インビザライン治療を始めて
初めてマウスピースを入れた時は、違和感がありました。 口の中の異物感と、マウスピースのまわりのギザギザした切り口が気になって、舌でいじってしまったり・・・。 初めは多少の話しづらさもありました。 これもすぐに慣れて、気にならなくなっていきました
取り外し
やはり、何でも感覚をつかむまでが大変で、中でもマウスピースの取り外しは慣れるまで苦労しました。
  • 取り外す時。
    初めは、どのくらい力を入れればいいのか分からなくて、壊れるのでは?と、ビクビクしながらやっていました。 実際にヒビを入れてしまったこともあります・・・。 歯並びが悪いうちは、特に、マウスピースの形も歪なので、力の加わり方も均一ではなく、外すのには注意が必要でした。これも慣れが必要で、力加減やコツが分かってくると簡単に外せるようになります。 私の場合は、上下とも、左の一番奥を浮かせて、そこから一気にベリっと剥がすように取り出しています。
  • 取り付けるとき。
    取り外すのは、慣れてしまえば問題ないのですが、取り付けるのには、なかなか苦労が必要でした。2週間ごとにマウスピースが新しくなるからです。 新しいものに変わって2~3日もすれば、歯もそのマウスピースの形に動いていくので、スムーズに取り付けられるようになりますが、交換したての新しいものだと、そうはいきません。 思うようにいかず、唇を切ってしまうことも・・・。 どこか一箇所ポイントを決めて、そこを基準に全体をはめていくと良いようです。
痛み
 始めた当初は、この痛みが結構つらく、頭も痛くなるほどでした。 歯が動く痛み。鈍痛。締め付けられて、地味に痛いです。マウスピースを外すと、歯が戻ろうとして、また痛かったりします。歯が浮くような感覚で、それを噛み締めると痛い。なので、この時期は、食事もやわらかいほうが食べやすかったです。  2~3日もして、歯が動いてしまえば、痛みは治まります。 ただ、この痛みにも次第に慣れていくようです。多少の痛みはあるものの、頭痛がするほどの痛みは、今では全くなくなったので。 でも、痛いということは、その分歯が動いているということなので、痛ければ痛いほどそれを実感することが出来て、うれしくなっていきます。 痛みがないと、逆に心配になるくらいです。
歯磨き
 汚れたままマウスピースをすると虫歯になりやすい上、矯正が終わるまでは虫歯治療ができないのだそうです。 そのため、口腔内を清潔に保つ必要があります。 交換時に歯医者さんでお口のクリーニングもしてもらえますが、日々の自己管理も重要です。 以前は軽く済ませてしまっていた歯磨きも、念入りに行うようになりました。 マウスピースは基本的には歯ブラシでのブラッシングをして洗浄します。 それでも汚れてくるときは専用の洗浄剤を使います。 汚れてくると気持ち悪いし、臭いも気になるので、しっかり洗浄しています。 こうして洗えるのも、利点の一つだと思います。  私は、専用の容器(100均一で、3個で100円の小さいタッパ。これがジャストサイズ!)を用意して、外したらそれに入れて水に浸しておき、食後に歯磨き&洗浄します。 洗浄剤も外したときに少しだけ入れてシャカシャカしておけばあとで磨くのが楽です。
食事
 この矯正をすることによって制限される食べ物はありません。 器具さえ外せば、何でも食べられます。 ただし、歯が動いて痛いときは硬いものや弾力のあるものは食べにくいです。 また、矯正途中、噛み合わせが悪くてうまく噛めない事もあります。 余談ですが・・・。器具を入れたまま食べ物を食べてみました。 ゼリー状や、やわらかいもの(アイス・すいか・メロン・大根の煮物など)は意外と問題なく食べることができます。 繊維質のもの、粘り気があるもの、硬いものはやっぱり無理です・・・。 噛めなかったり、隙間に挟まったりするので。 食事を作る仕事をしているので、どうしても味見をしなければならなく、いちいち外してもいられないのでそのまま食べてみたりします。 しかし、いずれにしても、器具を入れたまま食べると、マウスピースが汚れてギシギシして気持ちが悪いので、あまりオススメしません。
外食
 家で食事をする分には何も問題ないのですが、外出時などは配慮が必要になってきます。 仕事場での昼食も例外ではありません。私がこの矯正を始めて、唯一不便に感じるのが外で食事をするときです。 取り外しが出来ることは利点ではありますが、このときばかりはちょっぴり厄介です。 まず、日々の持ち物の中に歯ブラシははずせません。 そして、食事の前には外すために洗面所に立たなければなりません。  1日に外していい時間は4時間。時間を守らなければなりません。 私の場合、職場の人・友人など、ほとんどの人に、矯正をしていることや食事の時に取り外さなければならないことを話しているので、色々と理解してくれています。  外食や飲み会などは時間が長引くことが多く、食べるだけ食べたらマウスピースを入れてしまって、あとは飲み物だけにしたりすることもあります。 多少の汚れは我慢して、その楽しい時間を優先させたり・・・。 面倒に感じることもありますが、 自分でいろいろ考えたり、工夫したりすれば、外での食事も十分楽しむことができますよ。

アライナー上顎24個、下顎21個治療期間12ヶ月の写真です。
ほぼ治療が終了しました。
これで終わりにしてもいいのですが細かいところの修正を加えることにしました。

1年が過ぎて。

 スタート時、私の矯正期間は1年の予定でした。
あっという間に1年以上がすぎた今の状況をお知らせします。

 1年間、ゆっくり、少しずつ歯は動いてきました。
が、本当に少しずつなので、自分の中で、「歯がきれいに並んできたな~」と思ったり、まわりの人から「歯並び、すごく良くなったね」と言われることはあっても、始めた頃からどれくらい変化があったかを感じることは、あまりありませんでした。
しかし先日、当初の歯型を見せていただいたとき、
「あれ?私、こんなに歯並び悪かったっけ?」と大変驚いてしまいました。
今の歯並びに慣れてしまって、こんなにガタガタの歯並びだったことをすっかり忘れてしまっていたようです。
昔の歯並びと比べてみることで、「私の歯はこんなに動いていたのか」と、矯正の効果を改めて実感し、感動した瞬間でした。
少しずつでも、日々の積み重ねでこんなにも大きな成果を得ることが出来るのですね。

 1年の予定でスタートしましたが、ちょっと延長で、今もまだ続けています。
1つのマウスピースで2週間ですが、きっちり2週間で交換できないこともあるので、多少の期間の延長はやむをえません。
・歯の動きが悪ければ、あと数日同じものを使うこともあるし、
・2週間後の交換予定日に都合が悪ければべつの日になるし、
・旅行に行く予定があるけど、新しいマウスピースだときつくて、取ったりつけたりが大変だから、交換日を延期しちゃったり、、、
・・・・・・などなど理由はさまざまですが。
きちんとした成果を得るためにも、あせらず、的確に進めていくことのほうが大事かもしれませんね。

また、私の場合、上の前歯のあたりの歯の動きが途中からいまいちでした。
毎回マウスピースの型の通りに歯が動くのが理想ですが、そうならなかったときの、少しずつ生じたズレは積み重なり、だんだん大きくなっていったようです。
そういったズレは、長くやっていると出てきて当然なのかもしれませんね。
そこで、新たに歯型をとり、新しいマウスピースを作ってもらい、今は最終調整といったところです。
(3回(?)までは料金内でマウスピースの作り直しが可能とのことですよ。)

矯正前に比べると歴然と歯並びは良くなって、もうこれで十分いいような気もしますが、せっかくなのでしっかり最後まで頑張りたいと思います。